深江浜(臨)駅

この駅の名前は、「深江浜」だったようですが深江海水浴場のほうがぴったり来ます。何時開設されたのか廃止されたかの正確な記録が見つかりません。少なくとも昭和50年頃には、なくなっていたと思います。しかし、国土地理院の25,000分の1地形図「前原」の昭和60年修正版には、なぜかこの駅名が残っています(平成14年修正ではなくなっています)。たぶん消し忘れだと思います。昭和58年に電車が走り始めた時にはホームの跡形も残っていなかったと記憶しています。(昭和40年代前半頃は、ホームだけは残っていました)
この駅は筑前深江から東唐津方向に約1キロぐらいのところにあって、海水浴シーズンのみの臨時駅でした。この駅のすぐ山側に鎮懐石神社があります。
 同じ目的の駅としては、「生の松原」という臨時駅が姪浜から東唐津側2キロあたりにありましたが、正確な位置の記録が見つかりません。ご存じの方は教えてください。この駅は、いつだったか覚えていませんが、すぐ近くの踏切事故の巻き添えをくって、バラバラに壊されてしまい、それっきり廃止になったと記憶しています。

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1955年8月の撮影(撮影M.N.)
看板の字、何か変だと思っていたら、やっとわかりました。「観迎」と書いてあります。本当は「歓迎」ですね。(観光+歓迎か?)
手前が東唐津方。左の砂利道は現在の国道202号線ですから、非常に狭いホームであった。この道路をわたって海水浴場に行っていた。真ん中の出札口の上に料金表が掲げられていたが、フイルムからは博多まで80円と読みとれる。

1965年頃の撮影。車窓から撮影。ホームの端と左端に駅名標が写っている。

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