篠栗線(福北ゆたか線)

篠栗線は今でこそ、筑豊と福岡を結ぶ幹線としての役割を果たしていますが、
昭和43年5月までは吉塚から分岐して篠栗までの盲腸線でした。
昭和43年5月25日に延長され、吉塚−桂川となりました。
八木山峠を、当時九州で最長の篠栗トンネルで抜けていますが、このとき将来の交流電化を
見越して、トンネル断面は大きくしていたそうで、33年後の平成13年の電化で日の目を見たようです。
以下には新線開業当時(1968年当時)の写真を載せています。

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1968年
長者原あたりから篠栗方面を見たところ。
旧国道(201)の跨線橋から撮影。現在このあたりには門松駅がある

篠栗駅に進入する列車から。以前はここが終点だった。

篠栗駅を出発して新線区間に入り勾配を上り始める。右の道路は国道201号線(当時)。

勾配を登ると山が迫ってくる。右は国道201号線。

上の写真を国道側から撮影。
篠栗−筑前山手。奥からキハ17+17+26+28 この当時は冷房なんかなかった。

同左。キハ26+キハ17

トンネルの向こう筑前山手の駅が見えてくる。

左の写真を、国道201から撮影。

筑前山手に進入するキハ26
右側すぐに筑前山手駅がある。

筑前山手駅に停車しているキハ55系。
まだ、コンクリートが新しい。この駅は階段を上るのに一苦労する。
駅からすぐに登山口があるので若杉山に登るには便利な駅である。

筑前山手駅を出発して、さらに山奥へ向かう。筑前山手−城戸(現 城戸南蔵院前)

筑前山手−城戸(現 城戸南蔵院前)間で201号線をオーバークロスする。橋に防護網がしてあるのは、当時、左側に採石場があり飛散する小石を防ぐための網である。

開業当時の城戸駅(現 城戸南蔵院前)。周りには何もない。篠栗線はこの駅を出ると、当時は九州在来線最長の篠栗トンネルに入る。

九郎原付近。(筑前大分−九郎原)
篠栗トンネルを抜けると九郎原に着く。開業当時は片面のみのホームで交換設備はなかったが現在は、列車交換が可能となっている。

筑前大分(左に跨線橋が見える)に進入する列車。

筑前大分-桂川
右へ行くと桂川

筑前大分から桂川へ向かう線路。左が桂川方面。

桂川駅西側
左の線は筑豊本線。左端のポイントは炭坑への引き込み線の分岐。

桂川駅西側
手前の線は筑豊本線。現在、篠栗線は電化されているが、筑豊本線はここから原田までは非電化のローカル線?