千鳥橋(ちどりばし)電停

その昔は「新博多」という名前であったが、昭和38年に博多駅が現在の位置に移転したとき、名前が紛らわしいという理由?で現在の名前になった。
操車塔は操作員が電車の行く先を見てポイントを切り替えるために、分岐がある電停のそばにあった。千代町、千鳥橋、呉服町、天神、渡辺通1丁目、西新(ここは営業所の建物の中にあった?)にありました。しかし、人員削減のため自動化されて使われなくなってしまいました。
自動化といっても、電車は少し手前の停止位置に一旦停止すると、何秒かおきにポイントが変わり、目的の方向に変わったら、少し前進して、架線につけてあるスイッチのさきでもう一度停止するとポイントが固定される。そうすると、信号(黄色の矢印)が表示されるので進む。という具合であった。失敗すると、ポイントの近くの操作盤を開いて手動で切り替えていた。
注;「石堂川」は「御笠川」のことである


(1978)
千鳥橋電停の風景。3つの線路に囲まれた部分には操車塔があったが、自動化されてからは使われてはいなかった。現在、この交差点の上を高速道路が走っている。

(1978)
天神廻りの513が貝塚からやってきた。

(1978)

(1978)
千鳥橋上を走る513。